こんばんは。
昨日、一昨日とクロスフィット国際大会のKalis Gamesについて触れてきましたが、本日で最終編となります。
今回は最終日のイベントとKalis Games全体への感想について綴っていきます!
前2回分の記事についてはこちらからご覧ください↓
大会最終日
最終日は朝9時半からの開催でした。
初日6時半、2日目7時半からの開催だったのでこの日は朝もぐっすり寝てホテルでゆるりと朝食を頂いてから出発しました。
4.5mのロープ登り
朝のイベントにはレッグレスロープクライムがありました。
その名の通り足をロープに引っ掛ける事なく腕の力だけでロープを登らないといけない種目です。
4.5m登らないといけないんですが、まず普通に高くて怖い…笑。上から落ちたら事故です。
途中で足でロープを挟んで休憩する事も出来ないので勢い良く登りきらないといけないです。
僕は握力がそんなに強くないのでこの種目はとても苦手で、何とか1回は登りましたが、ロープの前の種目で体力も尽きていた事、握力も時間も無くてそこで終了となりました。
ラストはスプリント種目
ラストイベントは短い時間設定でボリュームが少なめだったのでいかに早く終わるかと言う種目でした。
それまでのイベントも勿論終わらせるのが目標なのですが自分の実力とメニューで考えると終わらないものばかりでした。
スコアこそ周りと比べると良くなかったものの、最後のイベントを時間内に終わらせる事が出来て清々しい気持ちで大会を終える事が出来ました。
表彰式
全プログラムが終了したのでその後しばらく時間が空いてから表彰式が始まりました。
余談ですが、表彰式も事前通達の時間から平気で30分近く遅れていました…笑。
国際大会という事で色々な国から参加しており、表彰の前には各国で集まって記念撮影がありました。
フィリピン開催だったのでフィリピンの方が多かったのは勿論ですが、韓国人がめちゃくちゃ多かった。
フィットネス大国と呼ばれる韓国ですが、表彰台にも韓国の方がたくさん立っており、さすがの一言でした。
アフターパーティー
全て終わってからは知り合った日本人の人達と近くのご飯屋さんに行って喉を潤しました。
これはそこで飲んだフィリピンのビール?
何かイマイチ分かってませんが、甘めで飲みやすかったです笑
大会のアフターパーティーにも少し顔を出しました。
立食パーティーを想定していたのですが、思っていた感じではなくクラブみたいに暗めでBGMガンガンでノリノリでした…笑。
その場の空気に馴染めなかったのでビール1杯飲んでそっとホテルに戻りました。
大会を通じての感想
と言う事で僕のKalis Gamesは大きな怪我や病気も無く、無事に幕を閉じました。
最後に大会全体の感想を書いておきます。
大会だけで3日間、フライトも考慮すると最低でも5日間を確保しなければ行けないけど、出場して良かったなと今強く思っています。
運営の熱い想い
まず、運営側の本大会への想いが伝わってきた事。
運営責任者が一番言っていたのは世界一を決める大会「Games」の様な雰囲気を感じて欲しいと言っていました。
会場の照明、音響、実況どれを取ってもアスリートの気持ちが上がるなと思う演出。
マッサージやテーピングのサポートについてもクロスフィットの競技特性を理解した人が派遣されており、カタコトの英語でも受けたいサポートが適切に受けられました。
また、2日目の始まり、最終日の始まりではそれぞれのカテゴリーで前日時点で1位だった人にはリーダーTシャツが配られました。
これは本家Gamesでも取り入れられており、観客もアスリート同士でも今誰が優勝に近いのかが分かる事でより一層盛り上がります。
そんな誰にあげるか分からないTシャツを各サイズで準備していたのも感動ポイントでした。
Kalisコミュニティの暖かさ
Kalis Gamesを通じて出来るKalisコミュニティもとても良いものだと感じました。
前述の通り僕はほとんどのイベントが制限時間内に終わらなかったのですが、観客だけでなく隣で競っていたアスリートでさえも応援してくれていました。
みんなで励まし合い競い合うのは日常のクラスだけでなく、大会でも同じなのだと認識出来ました。
とても暖かい人達ばかりでした。
WODの厳しい設定
イベント内容は比較的厳しい設定でした。
高難易度種目や高重量種目がたくさん入っていたので初心者には参加が難しいところもあるかと思いますが、普段やらない事へのチャレンジを促してくれる良い機会だなと感じました。
今後に期待したい改善点
Kalis Gamesに参加して良かったなと心から思っていますが、そんな中でも今後改善してもらえたらもっと良い大会になるだろうと言う事を最後に書いておきます。
フィリピンタイム
何回も書いていますが、イベント以外の時間管理がめちゃくちゃルーズ…。
説明会やチェックイン等でアスリートの時間を拘束しているのであればアナウンス通りの時間に開始する、出来ないなら説明する位の事はして欲しいかったです。
会場内マップ
会場はそんなに大きくないのですが、どこに何があるのかと言う説明がありませんでした。
このせいで会場端の通路突き当たりにあったマッサージ、テーピングエリアに気付いたのが2日目の夕方でした…。
結構大事なサポートサービスを提供してくれているので分かりやすい案内が欲しかったなと思います。
参加者の拡充
これは運営にはどうしようもないとは思いますがめちゃくちゃ人が少ないカテゴリーもあり、せっかくの大会なのに競い合う人が少なくて可哀想だなと思いました。
WOD設定が厳しくて参加者の足が遠いんだろうなと予想出来ますが、何とかこの大会の良さが広まって参加者が増える事を期待します。
最後に
以上、Kalis Gamesへの初参戦レポートでした。
長々と書いてしまいましたがお付き合い頂きありがとうございます。
来年も予定を合わせてぜひ出場したいです!