「クロスフィットのWODで腰が不安…」「デッドリフトやスナッチの時にフォームが崩れる…」そんな不安を感じている方にはリフティングベルトの使用がおすすめです。
しかし、リフティングベルトにはさまざまな種類があり、「バックル式」「ベルクロ式」といった違いに戸惑う方も多いのではないでしょうか?
この記事では、クロスフィットにおいてベルクロ式のリフティングベルトがもっとも実用的な理由と、初心者でも使いやすいモデルをご紹介します。
クロスフィットにリフティングベルトは必要?
クロスフィットでは、以下のような高負荷のリフティング種目が日常的に登場します。
- デッドリフト
- スクワット
- クリーン&ジャーク
- スナッチ
これらの種目では、正しいフォームと腹圧が不可欠です。
リフティングベルトを使うことで腹圧を高めやすくなり、ケガを防止しながら高重量に挑戦できます。
バックル式とベルクロ式の違い
リフティングベルトには大きく分けて一般的な革製のベルトによくある穴にピンを通して止めるバックル式とベルクロで止めるベルクロ式があります。
バックル式はベルト自体がレザーで出来ていて硬いのも特徴です。
着脱に時間がかかりますがしっかりと腹部を固定する事ができますが、長時間の使用を想定されておらず、パワーリフティングやウェイトリフティングの様な一瞬の力発揮を目的とした競技に適しています。
一方ベルクロ式はベルクロを張る・剥がすだけで着脱が出来るので複数種目が組み合わさるクロスフィットのWODにとても適しています。
例えばデッドリフトとボックスジャンプのWODだった場合もデッドリフトを行う前に1秒で着けて、小休止を入れる時も1秒で外せます。
その為クロスフィットを行う方でリフティング動作時に腹圧のサポートが欲しいという場合は間違いなくベルクロ式の購入が望ましいです。
比較項目 | ピンホールド式 | ベルクロ式 |
---|---|---|
ホールド力 | ◎ | ○〜◎ |
着脱時間 | △ | ◎ |
柔軟性 | △ | ◎ |
WOD対応 | ✕ | ◎ |
価格 | 高め | 手頃 |
クロスフィットにベルクロ式をおすすめする理由
- 素早い着脱が可能で、WODの途中でもサッと使える
- 動きを妨げない柔軟な素材なので、気にならない
- 軽量&コンパクトで、ジムへの持ち運びも簡単
初心者におすすめのベルクロ式ベルト3選
1. XPODIUM トレーニングベルト
価格もお手頃でベルトの幅も10cmあり、クロスフィット用途に最適。
XPODIUMはクロスフィット用品のメーカーなのでこのベルトを使うだけで"クロスフィッターらしさ"が出せるのも嬉しいポイント。
2. ハービンジャー トレーニングベルト
XPODIUM製より安価で手に入るベルクロ式のリフティングベルト。
性能も問題ないのでとりあえずベルトを試してみたい人はこちらもおすすめ。
3. AZLIV AIRトレーニングベルト
パワーリフティング用品のメーカーであるAZLIV製品。
ホールド力が高めだがその分やや硬いので長時間の装着にはやや向いていない可能性あり。
サイズ選びの注意点
リフティングベルトは腹圧を高めるためにおへその周りに巻き付けます。
サイズ確認のために腹囲を測る時はおへそを通るようにして測ってください。
また装着の際はあまり締め付けすぎると肋骨が浮いてしまい逆に腹圧をかけづらくなります。
ベルトを装着して指が1-2本入る程度で締めてください。
- ウエストサイズではなく腹囲(おへそ周辺)で選ぶ
- 締めすぎず緩すぎず、指が1-2本入る位のフィット感がベスト
まとめ|クロスフィットにはベルクロ式ベルトが最適
クロスフィットでは短時間で種目が切り替わり、ベルトが必要な時と不要な時が頻繁に変わるので着脱がしやすいベルクロ式のリフティングベルトが最適です。
ベルトを着ける事で腹圧を高め、怪我のリスクを下げる事で快適にトレーニングを続けるためにも、ぜひ一度導入を検討してみてください。