クロスフィットには、ウェイトリフティングやジムナスティックに加え、心肺機能を高めるカーディオトレーニングも取り入れられています。カーディオトレーニングは、持久力を向上させるだけでなく、脂肪燃焼や全身の代謝を高める効果があります。この記事では、クロスフィットで行われる代表的なカーディオ動作とそのメリットを紹介します。
カーディオとは
カーディオとは、心肺機能を向上させるための有酸素運動のことを指します。
ランニングやジャンプロープ、ロウイングなどが代表的なカーディオ運動に含まれます。
クロスフィットでは、カーディオトレーニングが取り入れられており、持久力の向上や脂肪燃焼、心肺機能の強化に効果的です。
カーディオ運動は、心拍数を上げることで体全体の代謝を活性化させ、健康的な体作りに寄与します。
ランニング(Running)
クロスフィットで取り入れられるランニングは、短距離のスプリントから長距離ランまで多岐にわたります。
ランニングは、心肺機能を高め、下半身の筋力を強化するのに効果的です。
特に、他のエクササイズと組み合わせることで、全身をバランスよく鍛えられます。
ロウイング(Rowing)
ロウイングマシンを使ったトレーニングは、全身を使うカーディオ運動として非常に優れています。
主に背中や肩の筋力を使いますが、脚やコアの筋肉も同時に鍛えることができるため、効率的に全身を鍛えながら心肺機能を向上させます。
アサルトバイク(Assault Bike)
アサルトバイクは、通常のエアロバイクとは異なり、ペダルを漕ぐ動作に加え、ハンドルを前後に動かすことで腕や上半身も使うカーディオトレーニングマシンです。
クロスフィットでは、アサルトバイクは非常に人気の高いトレーニング機器であり、全身を使ってトレーニングできる点が特徴です。
ペダルを漕ぐことで下半身、ハンドルを押し引きすることで上半身の筋肉を同時に使うため、心肺機能の向上と筋力強化を一度に行えます。
特に短時間で高強度の運動が可能で、脂肪燃焼効果も非常に高いトレーニングです。
スキー(Ski)
スキー(Ski)トレーニングは、スキーエルゴメーターというマシンを使って行うカーディオトレーニングの一種です。
クロスカントリースキーの動作を模倣し、両手でハンドルを引き下げることで、全身を使ってトレーニングします。
特に肩、背中、腹筋などの上半身の筋肉を使いますが、下半身もサポートとして動員されるため、全身の筋力をバランスよく鍛えられます。
スキーエルゴメーターは、心拍数を高め、心肺機能の向上に大変効果的です。
また、関節への負担が少ないため、初心者や怪我のリスクを避けたい方にも適したカーディオ運動です。
ジャンプロープ(Jump Rope)
ジャンプロープは、クロスフィットのトレーニングでよく使われるカーディオ運動です。
小学生の頃に縄跳びをやっていた記憶はあるかもしれませんが、大人になってからトレーニングでやる縄跳びはまた一味違います。
単純な動作でありながら、足の速さや心拍数を上げるため、短時間で高い運動効果を得ることができます。
特にダブルアンダー(二重跳び)がWODではよく出てきますが、出来ない方はシングルアンダーに変更して調整します。
肩に余計な力が入らないようリラックスして跳ぶことを心がけましょう。
まとめ
カーディオ動作は、クロスフィットにおいて重要な要素の一つです。
これらの運動を通じて、心肺機能を高め、持久力を向上させるだけでなく、脂肪燃焼や筋力強化にも効果があります。
初心者の方でも、軽い運動から徐々に負荷を増やしていくことで、無理なくカーディオトレーニングに取り組むことができます。
クロスフィットのカーディオトレーニングを通じて、健康的な体作りを始めてみましょう!