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ホエイプロテインには更に細かい分類があります!

一般的にプロテインと言えば多くはホエイプロテインの事を指しているかと思います。

実はそんなホエイプロテインは更に細かく分けられており、その種類によって特徴や効果が若干異なります。

この記事では、ホエイプロテインの主な種類であるWPC、WPI、WPHについて、説明していきます。

もしかしたらあなたにあったホエイプロテインが見つかるかも…?



ホエイプロテインとは?

ホエイプロテインは牛乳から作られるたんぱく質で、消化吸収が速く、筋肉の回復や成長に非常に効果的です。

一般的に、ホエイプロテインはWPC、WPI、WPHの3種類に分けられ、それぞれ製造工程やたんぱく質含有量、価格に違いがあります。

 

1. WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)

WPCは、ホエイプロテインを濃縮(コンセントレート)したもので、最も加工が少なく、たんぱく質以外に乳糖や脂質も多く含まれています。

たんぱく質の含有量は約70~80%とされ、精製工程が少なく比較的リーズナブルな価格で手に入るため、初心者にもおすすめのプロテインです。

日本で一番流通しているプロテインもこちらだと思って間違い無いでしょう。

 

WPCのメリット

  • コストパフォーマンスが良い

WPCは他のホエイプロテインに比べて価格が安く、日常的にプロテインを摂取したい方に向いています。

  • 自然な風味が楽しめる

加工が少ないため、ホエイ特有のミルク感があり、風味が柔らかいのも特徴です。

 

WPCのデメリット

  • 乳糖が多い

WPCには乳糖が含まれるため、乳糖不耐症の方には適していません。

ホエイプロテインを飲んだ後お腹が緩くなる方は後述のWPI,WPHだと問題ないかも知れません。

  • 脂質や糖分が多め

減量やカロリー管理をしている方には、脂質や糖分が多い点がデメリットとなります。

とは言っても数gなのでコンテスト出場を目指してボディメイクしているような人以外はそこまで気にするものではありません。

 

Grongのホエイプロテインはフレーバーがたくさんあり、日本メーカーなので品質管理もしっかりしていておすすめです。

2. WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)

WPIは、ホエイプロテインをさらに精製(アイソレート)して、乳糖や脂質をできるだけ除去したものです。

たんぱく質含有率が90%前後と非常に高く、乳糖の含有量も少ないため、乳糖不耐症の方でも摂取しやすいプロテインです。

消化吸収が速いため、運動後のリカバリーに最適です。

 

WPIのメリット

  • たんぱく質含有率が高い

ほぼ純粋なたんぱく質のため、筋肉の成長に効果的です。

  • 乳糖が少ない

乳糖不耐症の方でも比較的摂取しやすいのがWPIの特徴です。

WPCが合わない方はまずこちらをお試しください。

  • 低カロリー・低脂肪

たんぱく質含有率が高い=他の要素が少ないので本格的なダイエットやボディメイク中の方のたんぱく質摂取に最適です。

 

WPIのデメリット

  • 価格が高い

当たり前ですが精製の工程が多いため、WPCに比べて高価です。

  • 風味が薄い

脂質や糖分が少ない分、風味も淡白になりがちです。

美味しくないけど必要なものと割り切って飲める人でないとなかなか続かないです。

 

3. WPH(ホエイプロテイン・ハイドロレート)

WPHは、ホエイプロテインを酵素で分解(ハイドロレート)し、さらに吸収を速めたプロテインです。

分子が小さくなっているため、WPIよりも更に体に素早く吸収され、消化吸収が速いことから、筋肉のリカバリーをいち早く行いたい場合に適しています。

アスリートや本格的なトレーニングを行っている方に好まれるプロテインです。

 

WPHのメリット

  • 吸収が最も速い

運動後のリカバリーや筋肉痛の軽減に最適です。

  • アレルギー反応が少ない

分子が小さいため、乳製品アレルギーの方でも摂取しやすい場合があります。こちらは体質にもよるのでアレルギーの方は慎重にご検討ください。

 

WPHのデメリット

  • 非常に高価

WPHは他のホエイプロテインに比べて高額で、継続的に摂取するにはコストがかかります。

  • 苦味がある場合も

加工過程で苦味が出やすいため、更に飲みづらいものになっています。

 

4. 目的別!おすすめのホエイプロテインの選び方

トレーニングを始めたてでとりあえずプロテインを飲んでみようと言う方はまずWPCをお試しください!

1kgあたり3000円前後で販売される事が多く、メーカーによって味がとても豊富なので好きな味を探しましょう。

大きいサイズの方が勿論kg単価は安くなりますが飲んだことのない味は出来れば小さいサイズで好みに合うかどうかをまず確認する事をお勧めします。

よほど強い意思が無い限り、きついトレーニングの後に美味しくないプロテインを飲むのは続かないです…。

WPCを飲んでみてお腹が緩くなる方やもう少し脂肪分を抑えたい方はWPIにしても良いかと思います。

WPHはごく一部の人が対象になると思うので基本的にはWPCかWPIから選べば問題ありません。

 

5. まとめ

ホエイプロテインには、WPC、WPI、WPHの3種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。初心者やコスパ重視の方にはWPC、カロリー管理をしたい方、乳糖不耐症の方にはWPI、更に上質なプロテインを求める方にはWPHがおすすめです。

自分のトレーニング目的や体質に合わせて、最適なホエイプロテインを選び、効果的に活用しましょう!